院長コラム

秋です

こんにちは🍂
10月になりました♡
自分の誕生日もある、大好きな季節です🤭🍁

先月、愛育病院で、クリニックで治療に携わった、ふたごちゃんが産まれてきてくれました💓
帝王切開は主治医の河野理事長執刀のもと、わたしも助手として手術に入らせていただきました🥹
あかちゃんがふたり。
男の子と女の子。
命の輝きが眩しくて、尊くて、たまりませんでした。
この子たち、3月29日の投稿で移植の様子を紹介させてもらったたまごちゃんたちです。
ポロンポロン♫と子宮に戻っていったたまごちゃんが、ママのお腹の中で大きくなり、そして、誕生✨
4枚目の写真のようなかわいいかわいい姿を見せてくれました✨
(ニューボーンフォト撮影も覗かせてもらいました😍)


妊活中の方たちにはふたごちゃんが欲しいと言われる方も多く、人気のあるふたごちゃんですが、実は、できるだけふたごちゃんにならないように治療しています。
やはり、早産をはじめとする、赤ちゃんとママの合併症の確率が数倍以上に跳ね上がり、リスクが大きい妊娠出産となるからです。
今回の方は、グレードのよい胚の1個移植を2回したものの着床せず、最後のたまごちゃんを2つ戻して、2人とも育ってくれました。
幸い妊娠中は大きな合併症なく過ごせましたが、手術時はやはり出血が多く重症の貧血になりました。
2個移植は、日本産婦人科学会の規定に基づき、2回以上着床しない方、年齢因子などで判断しています。
タイミング治療や人工授精でも排卵が2個起こってふたごちゃんになることもあります。

できればふたごちゃんにならないようにするけど、なったときは運命と思って全力で応援します❣️
できるだけチームあいいくで、時には高次病院の力を借りて、サポートします🫶🏻

今まだ愛育病院通院中で、これから産まれるクリニック出身のふたごちゃんたちも5組いらっしゃいます♡楽しみです🥰 

2022/10/5 インスタ投稿より

15回目のお誕生日

9月が駆け足で過ぎ去ろうとしています。
昨日9月27日はレディースクリニックあいいくの15回目のお誕生日でした🎂
15年前に、榎園先生が熱い思いを抱いて開院されたクリニック🏥✨
15年間多くの患者さんの夢と喜びと涙を見守ってきたことと思います。
そして、多くのあかちゃんが来てくれたと思います。
これからも、わたしたちの技術でたくさんの患者さんを笑顔にできますように🫶

今回も卒業エピソードを紹介させてください🫧
37歳で約半年の不妊期間で来院された患者さま。
やや大きめの子宮筋腫があり、AMHが0.4と40代半ばレベルに低い方でした🥲(37歳の平均は2.2くらい)
左卵管閉塞もあり、自然妊娠に不利な条件が重なったため、体外受精にステップアップしました。
ショート法で4個採卵し、凍結胚盤胞4AAを移植して妊娠されましたが、6週であかちゃんの成長がストップしてしまいました。
その後採卵をしても、AMHが低いこともあってでしょうか、未受精に終わったり、未熟卵であったり、受精しても良好なグレードの胚に育たなかったりと苦しい時期が続きました😔
心が折れそうな時もあったと思いますが、サプリを飲んだりダイエット頑張ったりひたむきに頑張ってこられました🏃
今回、採卵5回目、移植4回目(凍結胚盤胞4CA)での妊娠、39歳で卒業となりました👏
3月までに助成金は6回使用していたので、4月の保険適用を機に治療をもう少し続けられたことも後押しになったと思います。

AMHが年齢よりも低い方。卵子の在庫が少ないことを意味しています。
妊娠率を表すわけではないので、低くてもすぐ自然妊娠される方もたくさんいらっしゃいます。
でも、体外受精が必要となったとき、やはり一回で採れるたまごが少なくて、治療が長期戦になってしまうことがあります。
そのために、AMHが低めの方(おおむね2以下の方)には、さらに卵子が減ってしまう前に早めのステップアップをお話させていただくことが多いです。
きっと赤ちゃんになってくれる卵子が残ってくれていると信じて、一緒に早めに迎えにいきましょう🐣 

2022/9/28 インスタ投稿より

こうのとりフォーラム

台風一過、秋がぐんと近づいてきた気がしますね。
先日の嵐のなか、愛育病院では、わたしにとって深い思い入れのある赤ちゃんが産声をあげていました😌
大学病院に勤務しているときから主治医をしている現在30代前半の患者さま。
前院から数えると採卵2回目移植5回目でようやくおひとりご出産され、おふたりめの治療は最後唯一残っていた6日目胚盤胞4CBを移植し、その子がやってきてくれました🐣
病院が変わっても4年半のあいだずっと信じてついてきてくださいました🥹
たくさんの苦労が思い出され、産後にお顔を見たとき、胸がいっぱいでした😭
感無量です🥹おめでとう🥰そしてありがとう💕

さて。
11月にこうのとりフォーラムという、妊活のイベントがセンテラス天文館で開催されます‼️
詳細は院内ポスター、フライヤーと、@kounotoriforum の情報をご覧ください😊

松田ウィメンズクリニックの松田先生が指揮をとってくださり、当クリニックも当日サポートさせていただきます🫶
松田先生の講演と日本の不妊治療界ではレジェンド的存在、浅田レディースクリニックの浅田先生✨の講演もあります❣️
そして、我らがチームあいいくからは、愛育病院院長の🌵川俣先生🌵の講演もあります✨
川俣先生は愛育病院での無痛分娩教室もかなりわかりやすく面白くて大人気なので、きっとポジティブな愉快な時間が過ごせると思います。

わたしも、クリニックのスタッフも当日参加予定です🙋‍♀️
治療中の方、妊活中の方、これから妊活を考える方、ぜひご参加くださいね。

2022/9/21 インスタ投稿より

勇気付けられたこと

本日の南日本新聞の、鹿児島市議会の記事、見られました?💕
不妊治療助成についての議論が行われ、治療当事者である女性議員さんが代表質問を行ったとあります👏

体外受精が保険適用になったとはいえ、自己負担分はやはり若い世代にとっては安いとは言えず、むしろ自費診療+助成金の時の方が負担が軽かったとの声もあります。
なかなかうまくいかない方の回数制限、年齢制限もネックです😢

また、前回投稿した、不育症・着床不全の治療となるPGT-Aに関しては、完全自費診療となり、超高額な費用がかかります😭

鹿児島県内でも南さつま市は現在も助成金制度があります👏
ほかにも、鳥取県は県として独自の助成制度があります😳

鹿児島県も鹿児島市も、もっとこどもを作りやすく産みやすく育てやすくなるといいな🫶

鹿児島市に当事者目線の政治家がいらっしゃること、とても嬉しく、勇気付けられるな💖と感じた記事でした✨
無事に元気な赤ちゃんに会えますように😌
そして今後も女性のために活躍してくださいますように❣️
(記事の投稿につきご快諾をいただきました🫧) 

2022/9/15 インスタ投稿より

中秋の名月

今夜は、中秋の名月🌕🎑ですね。
クリニックには、受付スタッフが書いてくれた、美しい書道作品が展示してあり、目に入るたびに背筋がシャンとします✨

そして、満月には1日早い昨日。
帰ろうとクリニックを出たら、東の空に大きな赤い月。
見惚れてしまいました🫶
今宵はどんな月が見られるのでしょう🥰

卒業エピソードの投稿、少し間があきましたが、
最近は治療期間の長い方、年単位で通院されてきた方たちの卒業が多く、喜びと安堵と涙の日々です。
短い治療期間で卒業していただくことが目標ですが、何度も壁にぶつかり、それでも諦めなかった方たちの物語も知っていただきたいな。なかなかうまくいかない方たちの希望になったらいいな。そんな思いで、何回かにわけてご紹介します。

現在43歳の患者さま。
1年半前に結婚17年!で、来院されました。
年齢と不妊期間を考え、人工授精2回の後ご夫婦の希望も強く体外受精へ。
AMH 1.82ng/ml
採卵(成熟卵7個)、1個初期胚、2個胚盤胞凍結。胚盤胞2個移植(4AAと4AA)し、妊娠しましたが、8週で成長ストップ😢
初期胚移植は着床せず。
その後再度採卵(成熟卵11個)、胚盤胞6個凍結。2個移植(5ABと4BB)し、妊娠しましたが、また8週で…😥
2回目の流産は絨毛検査を行い、染色体異常の流産でした。
染色体異常の流産は年齢と共に確率が上がってしまいます。
不育症検査では異常ありませんでした。
何度かご夫婦と話し合い、3個の胚盤胞をPGT-A(着床前胚異数性検査)に提出。2個は流産するか着床もしないと予想される胚、1個は成長が見込まれる移植可能な胚でした。
そして、満を持して4回目の移植(PGTA胚4BB)。今度は10週まで力強い心拍を刻み、無事愛育病院へ見送ることができました。
元気印のとてもとても明るい快活な患者さま。
それでも毎回診察のたびに少し震えていらっしゃいました。
スタッフみんなの想いのこもった赤ちゃん。無事に会えることを全力で祈っております。

保険適用になっておらず、助成金もないため高額な治療費のかかるPGT-A。それでも、流産の確率を大きく下げてくれる画期的な技術で、不育症の患者さまにとっては希望です。どうか、自治体で助成金制度が作られてほしい🙏そう願っています😌 

2022/9/10 インスタ投稿より