院長コラム

妊活相談外来(愛育病院)

こんにちは🍀
梅雨真っ只中のじめじめした毎日ですね☂️

当院には手先の器用なスタッフが数名おり、それぞれのセンスや特技を活かして、クリニックに彩りを添えてくれています。
院内のあちらこちらにペーパークラフトがあり、お地蔵さまコーナーも季節を感じるデコレーションがなされています。
患者さまが、『あっかわいい💓』とホッコリしてくれるといいなぁと思っています😌

さて。
先週卒業された患者さま。
27歳と28歳の可愛らしいご夫婦。
愛育病院の妊活相談外来からクリニックの治療に繋がった方でした。
去年8月に『いまは仕事を優先したくて妊活は1年後を考えているけど、それでいいか相談したい』と来られました。
卵子の残りの目安(卵巣予備能といいます)を表すAMHが1.3と30代後半レベルと低い方で、
できたら妊活を急いだ方がよいとアドバイスさせていただきました。
ショックを受けておられましたが、すぐに前を向き、クリニックでの検査を開始✨
今度はご主人の精子がかなり少ないとの結果😥
おふたりの状況を考え、顕微授精をおすすめしました。
風疹抗体も低かったので、風疹ワクチン接種💉 (ワクチン後は2ヶ月避妊期間が必要です)
今年に入り、採卵周期へ。ショート法で14個採卵し、胚盤胞で9個凍結。
1回目の凍結胚移植で妊娠、卒業となりました🙌
また妊婦健診で愛育病院に帰られます💓

1年後でなく、早めに妊活相談外来に来てくれてよかった😮‍💨🥹と思うことでした👏

去年4月から、愛育病院で妊活相談外来を始めました。
不妊治療クリニックに行くことに心理的ハードルを感じる方も多いなか、開放的な愛育病院でまずは相談に乗り、アドバイスをしています。
半分くらいの方はやっぱりクリニックでしっかり検査治療をしていただいた方が良いことも多く、今回のご夫婦のように、早めにわかったからこそ、必要な治療に最短距離で結び付けられることができ、やっててよかったなぁと思っています。

最近は20代でも、妊活期間が短くても、妊活に前向きで、早めにクリニックに受診される方が多くいらっしゃいます。
やはり少しでも早い方がいいです🫶
クリニックでも愛育病院でもお待ちしています💁‍♀️ 2022/6/14