院長コラム

子宮の日・・4/9

こんにちは🌸樋渡です👩‍⚕️
肌寒かったり、夏みたいに暑くなったり、天候が安定しませんが、少しずつ新緑が眩しい季節になってきました🌿

4月は『子宮の日4/9』にちなんで、愛育病院とクリニック合同で子宮がん検診キャンペーンをしておりました。
クリニックでも多くの妊活中の方に、検診を受けていただきました
そして、わたしも愛育病院で受けました🫣

やっぱり内診台は嫌だなぁ、スースーした状態で待ってる時恥ずかしいなぁ、器具は怖いなぁ、力抜けって言っても入っちゃうな…
そんなことを考えていました。
毎日何十人もの方の内診をしている身としては、逆の立場になることで改めて気付くこともありました。
でも足下から先生や看護師さんの優しい声かけが聞こえると安心💓できました。
そして、検診の結果が来るまでの1週間も緊張しました😢

子宮頸がんは『マザーキラー』と呼ばれ、妊娠前、妊活中、妊娠中、育児中の女性にとってやはり常に気をつけなければならない病気です。
がんになるまえ、早めに早めに見つけることでできることも多くあります。
何度目かのお願いにはなりますが、妊活中も忘れずに検診を受けてくださいね。
一年以上検診が空いている方はぜひ、診察の時に『がん検診したいです』とお伝えください🙋‍♀️いつもの診察のついでに一緒にできますからね。

話は変わり、
最近、ネットでアンミカさんの記事を読み、感銘を受けました。
アンミカさん、不妊治療を長年続けていて、最終的におふたりの道を選んで治療を卒業されたとのことです。
記事自体は、2年前のものですが、よかったら読んでみてください。(アンミカ 東洋経済 で検索👉)
https://toyokeizai.net/articles/-/436712?page=4
記事の中の、『右も幸せ、左も幸せ』という言葉がいいなぁと思いました😌💖
子供を望む時、もちろん妊娠、出産が理想の形ですが、そうでなくても違ったかたちの幸せが絶対あるとわたしは信じています。
そして、最終的に妊娠に至る未来があったとしても、妊娠前の今も幸せと思って過ごしていて欲しいと(きれいごとかもしれませんが)思っています。

今日、共に4年間頑張って来た方が卒業されました。4年の間、惜しいところまでは何回かいけたのですが、40代後半になり、だんだん厳しくなってきました。
何度もご夫婦と話し合って、もちろん完全に納得したわけじゃないと思うけど、最後はたくさん笑って、泣いて、ここまで私たち頑張ったよねと戦友のような気持ちになりました。旦那さんが奥様の背中に手を添えて『幸せになります。幸せでいます。これからの人生も楽しみます。』とおっしゃっていたのが印象的でした。アンミカさんみたいだなと素敵なお二人をみて眩しく思いました。ネクストステージも応援しています。

アンミカさんのポジティブ脳の本も買いました。もう少しして読み終わったら、ライブラリーに置きますね📕💕

そして最近、嬉しい嬉しい報告もありました。
5回の流産が続き、ようやく卒業した不育症の患者さまのかわいい赤ちゃんが無事産まれました。
わたしと儀保晶子先生の思いの詰まった方でした。
本当に心から安心しました😭おめでとうございます🙌

うまくいったりいかなかったり。
妊娠できたりできなかったり。
うまくいったと思ったらまた振り出しに戻ったり。
心が折れそうになる毎日ですが、わたしたちクリニックの存在が少しでも救いになれますように。

連休前後でお待たせする時間が多くなっています。
また、連休明けの体外受精チャレンジのエントリーの方も多くいらっしゃいます。
一歩ずつ一緒に歩みましょう🫶🏻

2023/4/26 インスタ投稿より