院長コラム

患者様のエピソード

こんにちは🌸樋渡です👩‍⚕️
花が溢れる季節になりました🌱🌷
今日はあいにくの雨ですが、愛育の桜も満開を迎え、駐車場のハナミズキが可憐な花を咲かせています🌼

今日は卒業エピソードを紹介します🎓

患者さんは30歳の方。
結婚前から愛育病院で儀保晶子先生の患者さまで、過多月経やPMSでピルを内服されていました。
結婚後しばらくしてピルを中止し、妊活をしていましたが、8ヶ月妊娠せず、ちょうど1年前の4月に妊活相談外来に来られました。
AMHが0.95と、40代前半の平均の値であり、早めがいいねということでクリニックでの不妊治療を開始しました。
ご主人の精子もやや少なめでした。
4ヶ月タイミング治療、2回の人工授精で妊娠せず、今年の年明けすぐに体外受精にステップアップしました。
ショート法で5個の成熟卵を採取し🪺、全て受精、3個が胚盤胞に成長しました。
採卵後5日目に、1個の新鮮胚盤胞移植(4AA)を行い、残り2個は凍結保存しました。
1回目の移植で妊娠成立👏
妊娠後、心拍確認がやや遅れ、心配しましたが、その後は順調に育ち、3月に妊娠10週での卒業となりました🫶🏻
儀保晶子先生にお返しし、愛育病院で妊婦健診スタートとなっています。
2個の凍結胚もお迎えまで大切に保存しておきます💕

AMHが低いと、スピード感のある治療が必要だと考えています。
もちろん自然妊娠する方も多くいらっしゃいます♡
早めにご相談くださいね。

そして、この患者さま、ご自身が愛育病院で産まれたとお話してくださいました💕
なんと、取り上げたのは榎園先生✨
ご縁があってご自身が誕生した愛育でお産されること、素敵だな、嬉しいなと思います🥹
『愛育で産まれて、愛育で産む』
その歴史の流れにわたしもお手伝いできたことがとても誇らしいです。
愛育産まれの方がいらっしゃいましたら、ぜひ教えてくださいね♡

4月になり、レディースクリニックあいいくでも新しい看護師さんをお迎えしました💕
経験豊富で優しい看護師さんです。
初めてお会いした時から一緒に働きたいなと思った方でしたので、とてもワクワクしています。新しい仲間をよろしくお願いします🧸
ちなみに、愛育産まれの看護師さんです✨

また、4月から、我らが榎園先生が、『鹿児島県産婦人科医会会長』という名誉ある立場になられました。
さらに多忙になり、榎園先生のからだが心配でもありますが、クリニックにとっても愛育病院にとっても名誉なことです。
会議や出張でご不在の時はわたしも榎園先生をサポートします🫡
産婦人科のより良い未来のためにもご尽力くださると思いますので、今後ともご理解のほど宜しくお願いします🙇‍♀

2023/4/5 インスタ投稿より